三つ編みのババアには気をつけろ

きょう、えげつない毛量のおばさんがいた。日雇いの仕事でいっしょだった。お客さんが増える少しの間を見計らい、そのおばさんは長い髪の毛をノールックで三つ編みにしはじめた、そう、進化しはじめたのだ。しかも、とてつもない速さで、手がうごいて、えげつない量の髪の毛が三つ編に変化していくのだった。今日の仕事というのは、食べものをお客さんのとこに届ける仕事だったのだが、そんなこともお構いなしに、三つ編みに髪の毛を編み出したのだ。ババア→三つ編という正反対の事象が目の前で創造されていくのがこわくて、みていられなかった。本当に恐ろしかった。人が目の前を通る、そんなこともお構いなしに三つ編みに髪の毛を編み出した。私はこの仕事現場がはじめてだったのだけれど、その三つ編みババアは何度かこの現場にいるようだった。私は仕事で分からないことがあったため、たまたま近くにいた三つ編みババアに仕事を尋ねた。そしたら答えてはくれたが何を言っているかはわからなかった。三つ編みババアはいつの間にか退勤していた。